my gloomy days | | あたしは 光一のおかげで 少し 落ち着いた
「…ありがとう」
「なにが? 俺何もしてないよ…つうかお前にも 素直で かわいい所あるんだ」
「ねーよ。 ただ…今弱ってるだけ…」
あたしは光一の言葉に照れながら言った。
次の日 純太のたまり場に行った。
居るわけもない。
あたしは どうしていいかわからず そこに座り込んだ。
しばらく 座ったままぼーっとしていた。
「誰?…」
物音に気がつき あたしは振り向いた。
「…レイナ…」
あたしは 目を見開いた。
「…じゅ 純太…」
「レイナ…頼む 金貸してくれよ…」
「はあっ? なんだよ突然…こっちはあんたに 話あんだよ!」
「ユリのコトか?」
「やっぱり…あんただったんだね」
「金…シャブ買う金貸してくれたら 全部話よ…頼むよ レイナ」
「ふざけんな!」
あたしは 血が沸騰し頭に登り詰めたのを感じた。
「あんたなんか あたしが殺すんだ シャブ漬けの人生は もう終わりだよ」
あたしは 持っていたナイフを取り出した。
「あんたが あたしとユリにした 仕打ちは最低 最悪だよ! 死んでワビな!」
あたしのナイフは 純太に その牙をむけた | | |
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| 小説系日記■■2005.8.18■■ |
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